「鉄道写真詩」は、「鉄道写真」に「詩」を組み合わせて鉄道の持つ魅力や旅情を表現する芸術活動です。
第9回目となる鉄道写真詩コンテスト2025は、国土交通省鉄道局の後援、旅の手帖・交通新聞社・関東交通印刷の協賛と鉄道博物館・東武博物館・日本現代詩歌文学館の協力をいただいて開催いたしました。
全国より多数の応募をいただき、審査の結果、2025年10月31日付けで以下のとおり入賞作品が決定いたしました。
表 彰 お名前 題 名 住所
国土交通省鉄道局長賞 塩川里美 暑い夏に 静岡県
鉄 博 賞 草山 歩 私は私 神奈川県
米屋こうじ賞 丸山かおる 秋影の線路 埼玉県
水無田気流賞 池田淳二 沈黙 埼玉県
エコトラン賞 小野凌輔 線路で働く男たち 富山県
エコトラン賞 栗原正隆 あみだくじ 大阪府
エコトラン賞 山形真司 四葉のクローバー 兵庫県
エコトラン賞 吉田信正 東京に雪が降る 埼玉県
エコトラン賞 小倉希一 ひと夏の思い出 埼玉県
エコトラン賞 櫻井路子 風わたる。 東京都
エコトラン賞 岡本由紀 初化粧 東京都
エコトラン賞 三田村 裕 使命 神奈川県
1.作品の応募受付期間：2025年7月1日～9月30日
鉄道写真コンテスト2025の応募規定はこちら
2.応募総数 188作品
(1)年代別内訳
12歳から80歳までの幅広い年代から応募が寄せられました。
（2）応募者のお住い
北海道から沖縄県に至る33都道府県にお住まいの方から応募をいただきました。
3.審査委員（敬称略）
五十嵐徹人（国土交通省鉄道局長）
石田 亨（鉄道博物館館長）
米屋こうじ（鉄道写真家）
水無田気流（詩人・社会学者）
原 潔（一般社団法人交通環境整備ネットワーク代表理事）
4.作品展の開催
表彰作品については以下のとおり作品展等を開催いたします。
○鉄道博物館（埼玉県さいたま市）
2025年11月5日（水）～12月1日（月）
埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47番
JR大宮駅よりニューシャトル「鉄道博物館(大成)駅」下車、徒歩1分
○東武博物館（東京都墨田区）
2025年12月2日（火）～2026年2月15日（日）
東京都墨田区東向島４－２８－１６
東武伊勢崎線（スカイツリーライン） 東向島駅下車1分
○日本現代詩歌文学館（岩手県北上市）
2025年11月1日（土）～11月28日（金）
岩手県北上市本石町2-5-60
JR北上駅からタクシー6分、JR北上線柳原駅下車、徒歩3分
それぞれの作品をクリックすると拡大してご覧いただけます
＜ 参 考 ＞
惜しくも入賞となりませんでしたが、最終選考に至ったのは以下の27作品です。
佐々木康光「枝垂れ梅の誓い」、宇里直子「深夜鉄道」、吉田信正「帰郷」、池田淳二「午後二時の通過」、前保 萌「向野橋夜景」、成田美香「遠日の余韻」、惠良雅之「永久（とこしえ）」、吉野隆文「花の踏切道」、高宮ひかり「乗り換えの記憶」、中川 昭「時間旅行」、吉田優美「ぼくは駅長」、森下 勉「小さな瞳が見送ったラストラン」、高安龍一「一人旅」、竹下 朗「哀愁の国鉄色」、前保 萌「花より三岐鉄道」、久門飛鳥「風のうわさ」、大澤優子「未完」、山﨑 功「桜の頃」、小貫茂盛「猛暑の中での元気のみなもと」、佐々木康光「それぞれの帰り道」、成田美香「ひそかな揺らぎ」、惠良雅之「最終列車」、中島歩太「車窓」、岡本由紀「報告」、小貫茂盛「夢幻気動車」、佐久間憲治「銀世界の窓辺」、中村高士「木のぬくもり」