「鉄道写真詩」は、「鉄道写真」に「詩」を組み合わせて鉄道の持つ魅力や旅情を表現する芸術活動です。
鉄道写真詩コンテスト2024は、国土交通省鉄道局の後援、旅の手帖・交通新聞社・関東交通印刷の協賛と鉄道博物館・東武博物館・日本現代詩歌文学館の協力をいただいて開催いたしました。
全国より多数の応募をいただき、審査の結果、2024年10月31日付けで以下のとおり入賞作品が決定いたしました。
表 彰 お名前 題 名 住所 年齢
国土交通省鉄道局長賞 保坂美枝 聖なる夜の無人駅 群馬県 64
鉄 博 賞 成田美香 波音と鉄路のシンフォニー 東京都 54
米屋こうじ賞 河内 優 映る 愛知県 51
水無田気流賞 恵良雅之 六花 東京都 32
エコトラン賞 田中 隆 菜の花の思い出 大阪府 56
エコトラン賞 川上 譲 冬の旅路 北海道 58
エコトラン賞 佐々木博光 遠い日に 青森県 72
エコトラン賞 山田シェイク美乃偉 いつもと同じ 千葉県 16
エコトラン賞 太田優人 会いに行くよ 北海道 9
エコトラン賞 武吉孝夫 予土線の旅 高知県 78
エコトラン賞 南 輝明 祈りの灯り 神奈川県 54
エコトラン賞 佐々木康光 遠くの君も 神奈川県 50
1.作品の応募受付期間:2024年7月1日~9月30日
2.応募総数 33都道府県から167作品
3.審査委員
五十嵐徹人(国土交通省鉄道局長)
大場喜幸(鉄道博物館館長)
米屋こうじ(鉄道写真家)
水無田気流(詩人・社会学者)
原 潔(一般社団法人交通環境整備ネットワーク代表理事)
4.作品展の開催
表彰作品については以下のとおり作品展等を開催いたします。
○鉄道博物館(埼玉県さいたま市)
2024年11月6日(水)~11月22日(金)
埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47番
JR大宮駅よりニューシャトル「鉄道博物館(大成)駅」下車、徒歩1分
*11月17日(日)同館2F作品展示会場において、13:00より
審査委員を努めた写真家の米屋こうじ氏と詩人・社会学者の
水無田気流氏によるトークショー「鉄道写真詩作品の鑑賞術」
を開催します。
○東武博物館(東京都墨田区)
2024年12月27日(金)~2025年2月20日(木)
東京都墨田区東向島4-28-16
東武伊勢崎線(スカイツリーライン) 東向島駅下車1分
○日本現代詩歌文学館(岩手県北上市)
2024年11月2日(土)から11月30日(土)
岩手県北上市本石町2-5-60
JR北上駅からタクシー6分、JR北上線柳原駅下車、徒歩3分
< 参 考 >
惜しくも入賞となりませんでしたが、最終選考に至ったのは以下の32作品です。
栗原正隆「光の街角」、栗原正隆「遡行」、御子貝正仁「鼓動」、森山高史「待合室」、前島毅「旅はシャボン玉のように」、宇里直子「空へ向かって」、船越知弘「彼女との夏の思い出」、丸山朋夫「風となり、泳ぎ、駆ける」、森下 勉「車窓」、中村考利「紫陽花」、白木 信「パラレルワールドを行く」、太田明男「すれ違い」、竹下朗「ラストラン」、伏見浩史「廃線の跡」、小板橋美次「夕陽輝くとき」、齋藤明彦「みどりのいなほ」、南輝明「冬の守護神」、南輝明「夏の余韻」、黒崎孝一「日暮里 桃太郎」、草山 歩「うまくとれたら」、草山 歩「いま」、中間弘久「あれ?」、井上真里「初夏の散歩道」、河内 優「醒めることなく」、後藤奏太「大好きな電車」、成田美香「森林鉄道に揺られて」、細野敦武「花畑」、渡部絵里可「恋」、佐藤翼「ヒーロー」、中村高士「たそがれ時」、村井修一「何気ない日常」、坂井柚香「琴線」